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児童画習字Blog

【大阪本町】児童画(土曜) 絵画の模写にチャレンジしました!

2024-10-19
カテゴリ:児童画
9・10月は、ある作品をそっくりにえがく「模写」に挑戦してもらいました。
今回えがいたのは福田平八郎という日本画家の「鸚哥(インコ)」という作品です。
(こちらがお手本の絵です)
まずは拡大コピーした線画のプリントを画用紙に転写することからスタート!
木炭をコピーの裏面全面に塗り、画用紙の上に置いて、色鉛筆で線をなぞって転写しました。

その後鉛筆で線を補強し、絵の具での着色をおこないました。

この元の作品では、日本画の絵具である「岩絵具」が使われているため、砂のようなザラザラ感があります。
生徒さんたちはその表情に似せるために、マット水彩を使っていろいろな工夫を試みてくれました!

絵具が乾かないうちに、筆のおしりでこすって表情を出しています。
歯ブラシで日本画の絵具のブツブツ感を表現しようとしています。
(小2)歯ブラシを使って重厚なブツブツ感を表現できました。
(小2)筆のおしりでこすった表情が良い感じです。色もよく再現できています。
(小2)色を混ぜきらないでマーブルのようにすることで、ガサガサした表情を出せています。
(小2)豪快に筆のおしりでこすった背景が力強いです。
(小3)絵具のにじみを活かし、岩絵具のようなザラザラ感が出ています。
(小5)薄塗りですが微妙な色の調子などをつくることができました。
模写は昔からいろいろな画家がスキルアップのためにおこなってきました。
皆さんに少しでも名画のエッセンスに触れてもらえたなら幸いです。

今後もいろいろな作品の模写に取り組んでもらおうと思います。
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